離婚に関する基礎知識や事例

現在の日本では、およそ3組に1組の夫婦が離婚しているといわれています。

代表的なトラブルとしては、金銭的トラブルと子どもに関するトラブルに大別できます。金銭的なトラブルの内容としては、配偶者の不倫についての慰謝料、夫婦が共同で築いてきた財産を分け合う財産分与などがあります。子どもに関するトラブルの内容としては、夫婦どちらが親権者となるか、面会交流の頻度、養育費の金額などがあります。

このほか、そもそもどのような方法で離婚するかということが問題となることがあり、主な離婚の方法としては、協議離婚、調停離婚、裁判離婚の３つがあります。
・協議離婚→夫婦が話し合いで離婚に合意し、離婚届に署名捺印し役所に提出することで成立させる離婚の方法
・調停離婚→家庭裁判所で行われる離婚調停を利用して成立させる離婚の方法
・裁判離婚→家庭裁判所に離婚訴訟を提起し、判決により離婚する方法

これらの離婚の方法のうち、どの方法で離婚すべきかどうかは、ご自身の状況に合わせて考える必要があります。いち早く離婚することだけを考えていると、後日問題となる可能性があります。

離婚は法律が深く関わる問題ですので、法律の専門家である弁護士に相談することで、最適な対応をすることができます。離婚問題でお悩みの方は、弁護士 益谷 元也（王子総合法律事務所）までお気軽にご相談ください。